俺と赤提灯(KTCD-0002)とは、こたけカンパニーが製作、オーマイダーリンオーマイダーリンオーマイダーリンクレメンタインが発売した酔っ払いファンタジーの決定版。
というのがパッケージから読み取れる情報ですが、実際はひぐらしのなく頃にの様な選択肢の無いアドベンチャーゲームで、スタッフロールによればこたカンの中の人と他何名かで製作されたそうです。必須環境は以下。
- 二次裏を見ることができる環境
- Windows2000 / XPが動いてる86系のマシン
- 吉里吉里が動く環境
- CD-ROMドライブ
- 100MBくらいの空き容量 (固定ディスクドライブ)
- エンジョイ&エキサイティング
以上。
CD-Rからkirikiri2フォルダを適当なディレクトリにコピーして、コピー先のkirikiri2のsavedataからファイルを削除してください、そのまま実行すると、どうも不具合があるそうです。
krkr.eXeを実行でゲーム開始。
2007、2008年のふたば系のイベントで販売されてましたが、既に在庫切れでこれ以降のふたば系のイベントでは販売されてないかもしれません。
音楽はどこかの素材を引っ張ってきたわけではなく、このゲームの為に作られたもののようで、ギター中心の場面場面に合った音楽。悪くないと思います。絵は背景が写真を取り込んで加工したもので、立ち絵はバリエーションがそれなりに豊か、ただ一枚絵が無いのは少し寂しいかも。シナリオは割と王道で、随所にちばめられたネタの様にカオスになってる訣ではなくて破綻の無いものに仕上がっています、これは良いですね。
全て読み終えるのに大体一時間くらい。肩の力を抜いて楽しめる佳作です。