レコードジャケットのデジタル化

レコードジャケットをデジタル化する方法

よくオークションサイトや、通販サイト、個人のウェブサイト等で、レコードジャケットの画像を見る事があると思います。これらのうち、EP盤のジャケットの場合はA4サイズのスキャナでパソコンに取り込むことが出来るので、まづ悩む事はありません、が、LP盤や12インチのシングル盤となると話は別です。

LP盤等のジャケットは、A4サイズまでしか対応していないスキャナで読み込もうとしてもジャケットが大きく、物理的に一回では全てを読み込めない為、何回かに分けて読み込んでからパソコンでPhotoshop等のソフトを用いて合成する等の処理を行う必要があります。

これ以外には以下の様な方法が考えられます。

デジタルカメラを用いる

デジタルカメラを用いる、という方法が考えられます。撮影してPhotoshop等のソフトで処理してやる、というだけです、それでも面倒といえば面倒かもしれません。撮影に凝ってくると三脚でカメラを固定し照明を用いてみたり……模型撮影の技法を取り入れるのも面白いでしょう、こうなるとただのデジタル化が目的ではなくなってしまう気がしなくもないのですが、それもまた良いでしょう。

他にコピースタンド、というものもあります。これはカメラを固定する器具、台座、照明器具からなる小さな撮影スタジオといつた風なものです、実際これを用いてレコードジャケットを撮影されている方も多いようです。値段はそれなりのもので三万円以上はすると考えて良いでしょう。これは稀に自作する方も居ます、それについてはここでは詳しく扱いません、興味のある方は調べてみてください。

スキャナを用いる

スキャナを用いる、という方法が考えられます。前述のように何回か分けてA4サイズのスキャナに読み込ませて、ソフトを使って合成して画像に処理を加えるといったのもありますが、A4サイズ以上の大きさのスキャナを使えば分割・合成の過程を経ることなくデジタル化が可能です。

A3サイズでは少し小さくてジャケットが全て収まりきらないので、A3プラス或はA2以上のスキャナを用いれば良いのです、おそらくこれが一番簡単ではなかろうかと思います、が、問題は値段です、A3プラスのものは大体二十万円、A2サイズはそれ以上の値段のものが殆んどです。

値段でいえば中古のスキャナを安く買うというのも考えられますが、状態の良し悪しが判別しづらく、購入後に動作不良が……となるのは嬉しくない、そのために中古での購入はオススメできません。

デジタル化の前に

撮影場所を確保しましょう。スキャナの場合は勿論、デジタルカメラを用いる場合でもある程度場所が必要になります、さらに機器を動かすための電源の確保も必須です。

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